ITビジネス用語2020【情報-マーケティング系】

今日はIT系のビジネス用語を紹介しておきたいと思います。

内容は覚えなくてもいいですが、用語は聞いたことあるなぐらいに持ち帰っていただければ幸いです!

このページで紹介する用語は以下の通りです。

  1. 5G
  2. EdTech
  3. ICT
  4. DX
  5. IoT
  6. XR(AR、VR、XR)
  7. デジタルネイティブ
  8. パブリッククラウド
  9. Society5.0

気になるのはありましたか?

では、サクッとみていきましょう。

5G

「5G」とは第五世代移動通信システムの略称でです。Gは「Generation(世代)」の頭文字をとったもので、5世代目のことを指しています。

5Gにより、様々なモノがネットワークにつながるのでIoTなど、5Gはその重要な基盤になります。

5Gの特徴は以下の通り。

  1. 高速・大容量
  2. 低遅延
  3. 多数端末との接続

5Gは4Gに比べて通信速度は20倍遅延は10分の1同時接続数は10倍となっています。

具体的に言えば、家電を遠隔操作、交通情報、遠隔治療( テレイグジスタンス )、自動運転、スポーツ観戦、 不審物や不審者の検知 、リアルタイム同時翻訳 などの実現があげられます。

テレイグジスタンス は ある対象と遠く離れていながら、あたかもそこにいるかのような感覚が得られる技術。ロボットがないと無理なやつです。2020年では少し早いかなと思い、ここではとりあげてません。

また、リアルな世界とバーチャルな空間が融合するSociety 5.0という考え方もでてきました。

ちなみに、6GはNTT関連会社が開発中。

おそらく2030年ぐらいに実用化すると思われます。

EdTech

EdTechとは、Education(教育)とTechnology(テクノロジー)を組み合わせた造語です。

エドテックとかエドテクとか言われます。

こういうのは結構多くて AdTech(広告×Technology)、 FinTech(金融×Technology)、HRTech (人材×Technology)などの言葉もあります。

日本では文部科学省が2020年までにすべての小・中学校で一人一台のタブレット端末の導入を目指すという指針を発表していますね。

また、経済産業省が「『未来の教室』とEdTech研究会」を立ち上げるなど、国を挙げてEdTechが推進されています。

昔の話でしたが、教育分野はスティーブンジョブズも注目していました。

Edtechの具体例をあげると、VRを使った疑似体験学習や教育分野のタブレット導入×AIでの勉強サポートなどが考えられますね。

オンラインで講義を受けられるMOOC(Massive Open Online Course)なんかはもうすでに欧州でありますね。

また、AIの分野では学習効率が上がるデータや、試験の合格率が10%上がるといった報告もあります。

Edtechと似たものにeラーニングなんかのオンライン学習サイトがありますが、個人的には学校教育を含めたものがEdtechだと思っています。

学校教育はまだ普及してませんが、 eラーニングだと、子供向けの知育アプリを提供するSmart Educationや、小中高生向けの教育をサポートするスタディサプリなど探せば多くあります。

教育系や学習系にかかわる人や参入しようとする人は覚えておいたほうがいいかもしれません。

昔にPythonというAIライブラリが多い言語の学習できるオンライン学習サイトをまとめたことがあるので気になる方はどうぞ。

ICT

「Information and Communication Technology(情報通信技術)」の略で、情報技術を活用したコミュニケーションを意味します。

単にIT(情報技術)に通信を意味するコミュニケーションのCを加えただけです。

なぜ、付け加えたかと言うと、情報と通信が切り離せなくなったからです。

PCやスマホでこのページをみていると思いますが、この情報はインターネットを通じて通信で表示されています。

今の時代、通信で情報をやり取りするのが当たり前になったのでICTというようになった感じですね。

具体的に言えば、前述したように教育での活用が検討され、インターネットを通じて遠隔地から授業を受ける事ができますね。

あとは、後述するIoTなんかも絡んできます。

データをやり取りするものすべてがICTだとイメージしておけばいいと思います。

わからない場合は、ITと同じものと覚えておけばOKです!

DX(デジタル・トランスフォーメーション)

デジタル化への変革の意味です。

小難しいことを言えば、 「ITの浸透が、人々の生活をあらゆる面でより良い方向に変化させる」 という概念です。

2018年経済産業省が「デジタル・トランスフォーメーションを推進するためのガイドライン(DX推進ガイドライン)」 を取りまとめ発表してます。

ポイントは、2025年までにシステムの刷新をしないと、それ以降、年間で最大12兆円の経済損失が発生する可能性があると記載されている点ですね。

DXは単純なデジタル化をするという話ではなく、デジタルは当たり前でとして、組織・経営のあり方、やり方、IT基盤の再構築が必要といっています。

DXを具体的にいえば、無人レジなどがあげられると思います。

これにより、どの商品をいつ、どこで買っているかがデータが蓄積され、行動フローを確認することができます。

これによって、買い忘れの提案や関連・売れている商品の提案など、マーケティング分野に生かされると考えられます。

マーケティング系は覚えておいたほうがいいかもしれません。

IoT

「Internet of Things」の略です。

ものがインターネットに接続されているというイメージです。

これによって以下のことができます。

  • センサーなどを設置してデータを取る。(農業系の育成データとか)
  • ものを操作する(簡単なものだとテレビとかエアコンとか)
  • ものが情報をやり取り(AI搭載のドローンが宅配してくれるとか)

最近だと5G×IoTがあげられますね。

5Gは接続端末が4Gより多いので多くの端末のデータを取得できます。

XR(AR、VR、XR)

「VR」「AR」「MR」などの総称です。

Xは未知の意味で、Rはリアリティです。

それぞれ具体的にみると

「VR」(仮想現実)

VRは Virtual Realityの略称で、仮想の空間を表示する技術です。

現実のような空間をバーチャルで体験できます。

イメージはゲームの空間に入ってその世界観を実際に体験するイメージです。

今だとVR用のゴーグルを買って3次元の映像を見ますが、将来的にはメガネとかでできそうです。

「AR」(拡張現実)

ARは Augmented Realityの略称で、現実の空間に仮想の映像を表示する記述です。

ある場所をみると、現実では見えないけど、スマホみるとキャラクターがスマホに表示されたりするイメージです。

わかりにくいですね。。

例えば、スマホのカメラでみると、ポケモンなどのキャラクターが動き回っている感じになります。

実際にスマホでみつつ、そのモンスターを倒したり、捕まえたり、といったことができる技術です。

「MR」(複合現実)

VRとARを組み合わせた技術です。

MRはMixed Realityの略称で、複合現実という意味です。

これが実現すると、その場にいながらGoogleアースで旅行ができるイメージですかね。

幽体離脱的なイメージだと思います。

他にも、触覚などを使う「SR(代替現実)」 などもあります。

デジタルネイティブ

学生時代からインターネットやパソコンがある生活環境で育ってきた世代のことを をデジタルネイティブ読んだりします。

1990年前後の世代ををさすことが多いです。

具体的にいえば、アプリとかネットでのコミュニケーションに抵抗がないとか、ネットで検索するのが当たり前とかですね。

マーケティングでターゲットを考える上では、必要な知識ですが、この言葉自体をそこまで重視する必要なないと思います。

デジタルネイティブのイメージは、スマホが使えないご年配の方とか、電話しか使えない人から、今後は、チャットとか、アプリを使える人が多くなっていくイメージでいいと思います。

パブリッククラウド

専用のサーバーとかでははく、企業でも個人でも利用したい人が必要な時に必要なだけ自由にサーバーやネットワークを使えるシステム、というかクラウドです。

企業でイメージするなら、iCloudとかGoogleドライブとかを企業内で使うイメージですかね。

5Gでデータ通信速度が速くなるとデータはどこに置いておいてもいいので、社内の手間を減らす、または、災害などのリスク分散のために外部に置いておく感じですね。

これが発展すると、PCのスマホのOSを外部から読み込むとかできるかもしれません。

ゲームだとインストールせずにプレイできるイメージですね。

Society5.0

今どきの社会を指すもので、第5期科学技術基本計画において我が国が目指すべき未来社会の姿として内閣府が公表しています。

IoTやAIなどのテクノロジーを活用した便利な社会と思ってください。

小難しいですが、「仮想空間と現実空間を高度に融合させたシステムにより、経済発展と社会的課題の解決を両立する、人間中心の社会」のことです。

例えば、無人店舗(Amazon Goとか)、スマート農業などがこの社会のイメージです。

あんまり覚えなくてもいいと思います。

まとめ

知っている用語もあれば、知らない用語もあったのではないでしょうか?

ご紹介した用語は知っていたからどうという話ではありません。

重要なのは今後の未来にどのようなことが起こるかを想像しておくことだと思います。

個人的には、今後の社会が楽しみですね。

トヨタさんが静岡県にAIとか自動運転とかの実証都市をつくるニュースがありましたが、ヘポコンもこういう新しいところに行ってみたいなぁなんて妄想しています。

具体的例も記載させていただきましたが、参考になりましたでしょうか?

参考になったら嬉しいです!

コメントを残す